大好きな揚げ物と、上手におつきあい

油脂類食品の特徴

 

 

油脂類食品の代表といえば揚げ物が挙げられますが、揚げ物が大好物だという人も大変多い反面、「太りやすい料理」という点でも、代表格とされています。

 

 

最近は特にダイエットの話題がよく出てくるご時勢なので、まるで健康食品の対極のような扱いもされてしまっています。まずはこのあたりに関することを話しておくことにしましょう。

 

 

実は、油脂類は腹持ちの良い食品ということで、その特性を留意しながら食べれば、肥満に即つながるということにはならないのです。

 

 

肥満に関していえば、夜型中心の生活や日頃の運動不足も当然ながら影響していますが、その元をたどれば、摂取するエネルギー量が消費するエネルギー量よりも多いことが問題で、それが脂肪として蓄積されてしまうからです。

 

 

従って、揚げ物を「絶対食べてはダメ」というわけではありません。むしろ大好きな料理を食べられないことから来るストレスの方が、よっぽど良くありません。肥満を気にしている人は、昼食に揚げ物を選んで消費させた方がいいでしょう。腹持ちがいいので都合もいいわけです。

 

 

対して、夕食は軽めにすればいいのです。夕食にも揚げ物を食べたい場合には、以後の2日程度の食事のカロリーを控えめにしましょう。要はバランスをとるということで、極端な食事をしなければいいのです。